東芝 太陽光発電システム 性能で比較
東芝 太陽光発電システム を他のメーカーの太陽光発電システムと性能で比較してみます。
ここでは、各メーカーの代表的な太陽電池モジュールを例にとり、その太陽電池モジュールの種類、公称最大出力、モジュール変換効率で性能を比較することにします。
今回取り上げるメーカーは、以下の通りです。
・東芝 ・パナソニック ・三菱 ・シャープ ・京セラ ・ソーラーフロンティア
・カナディアン・ソーラー ・アップソーラー ・長州産業
モジュール変換効率を高い順に並べると下記のようになります。
①東芝 ②パナソニック ③シャープ ④カナディアン・ソーラー ④アップソーラー
⑥三菱 ⑥長州産業 ⑧京セラ ⑨ソーラーフロンティア
モジュール変換効率だけで見ると上記の順番ですが、先にも述べたとおり太陽電池モジュールの種類も性能の判断材料になりますので、各種類の特徴も見ておきましょう。
- ・単結晶シリコン系(東芝・三菱・シャープ・カナディアン・ソーラー・長州産業で採用)
光学特性や電気特性に優れているため発電効率が高い - ・多結晶シリコン系(京セラ・三菱・パナソニック・シャープ・アップソーラーで採用)
ダメージに強い - ・単結晶系ハイブリッド系(パナソニック・長州産業で採用)
高温に強いので熱い日でもしっかり発電する - ・CIS薄膜系(ソーラーフロンティアで採用)
影に強く光照射効果が高く、幅広い光を吸収する
公称最大出力に関して言えば、屋根が小さければ出力が大きいものがいいでしょうが、屋根が大きければ枚数でカバーできます。また、太陽電池モジュールの種類にもそれぞれ特徴があるため単純に比較するのは難しいと言えます。